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今月のミニ防災教室

  • このコーナーは私たち『災害ボランティア加西らかん』会員がこれまでに「ひょうご防災リーダー」、「防災士」として培った知識や《災害ボランティア》として被災地で経験したことを自分たちの知識・経験とするだけでなく、それらを皆さまに少しでもお伝えして、日頃からの防災・減災の意識を高めていただきたいと思い、新たに設けました。

  • ​毎月少しずつですが防災に関係する知識をお伝えしていきたいと思います。

2020年1月

 

 1月17日はあの阪神・淡路大震災から25年になります。

今月はこの大震災を今一度振り返り、今後30年以内の発生確率が70~80%と非常高い南海トラフ地震やその前後に起きる内陸直下地震に備えましょう。

 

【阪神・淡路大震災】

       正式名:兵庫県南部地震 

1995年(平成7年)1月17日午前5時46分、淡路島北部の北緯34度36分、東経135度02分、深さ16kmを震源とするマグニチュード7.3の地震が発生した。

  • この地震により、神戸と洲本で震度6を観測したほか、豊岡、彦根、京都で震度5、大阪、姫路、和歌山などで震度4を観測するなど、東北から九州にかけての広い範囲で有感となった。

 

  • また、この地震の発生直後に行った気象庁地震機動観測班による被害状況調査の結果、神戸市の一部の地域等において震度7であったことがわかった。

  • 兵庫県南部地震は神戸・芦屋・西宮・宝塚などの大都市の直下に存在する六甲断層系の活断層が​活動して起きた大地震だったため、死者6,434人を出す大災害「阪神・淡路大震災」となった。

 

  • 耐震基準について、建築基準法が現行のものに改正される1981年6月1日よりも前に建てられた木造住宅などの倒壊による圧死や窒息死が死者の8割以上となった。

  • この大震災の被害発生直後から多くの人が駆けつけ、ボランティアとして救援活動に携わり、行政の対応限界を補う被災者、被災地支援を行った。

 

  • この1995年は「ボランティア元年」とも呼ばれ、以後の各地の災害では必ず災害ボランティアの姿が見られ、災害発生時には不可欠な存在となっている。

  • 一方で被災者のニーズとボランティアをつなぐ仕組みがないという課題も発生し、この苦い経験により「災害ボランティアセンター」が設置されて対応することになった。

ミニ辞典

★震度

 

  1. 震度は、ある場所がどのくらい揺れたかを表します。

  2. 同じ地震であっても、震源からの距離や地盤の揺れやすさなどで、揺れの大きさは変わってきます。

  3. 日本では、震度は0から7までの数字で決めています。そのうち、震度5と6は弱と強の2つに分かれているので、合計10段階あります

  4. その昔、震度は人(気象庁の職員)が体感やまわりの状況を見て決めていましたが、平成8年(1996 年)4月からは、計測震度計という器械で計測しています

★マグニチュード

  1. マグニチュード(M)は、地震そのものの大きさ、つまり地震の規模(エネルギー)を表 します

  2. 震度は場所ごとにそれぞれ決まりますが、マグニチュードは一つの地震に対して一つの数字しかありません

  3. 震源から出てくるエネルギーの大きさによってマグニチュードの数字は決まるので、大きな地震ほど数字が大きくなります

  4. 具体的には、ある地震に比べてマグニチュードが0.2 大きい地震は約2倍、1.0 大きい地震は約32 倍、2.0 大きい地震は1,000 倍のエネルギーを持ちます

 

★ガル(gal)

  1. ガル(gal)は地震の揺れの強さを表すのに用いる加速度の単位ある。

  2. 地震動の大きさは、加速度の大きさだけでは判断できず、その周期などが大きく影響する。

 

 ★カイン(kine)

  1. カイン(kine)は、地震動の大きさを表す単位としてよく用いられ、地震の揺れの強さを表すのに用いる速度の単位である。

  2. 速度でみる地震動の大きさも、加速度と同様に速度の大きさだけでは判断できず、その周期などが大きく影響する。